ロックバンド・トゥルグクァのリードボーカル、チョン・イングォンが自身の代表曲「回って、回って、回って」(原題:돌고, 돌고, 돌고)の誕生秘話を明かし、話題を集めている。
17日に公開されたウェブバラエティ짠한형には、チョン・イングォンとコメディアンのキム・ジュンヒョンがゲストとして出演し、さまざまなトークを繰り広げたと報じられた。
チョン・イングォンは「初めて刑務所に入った時、ひとつの部屋を11人で使っていた」と切り出した。続けて「皆、罪状も職業もバラバラだったが、妙に怪しいやつがいて職業を聞いたら『泥棒です』と言った」と明かし、収録現場を笑いに包んだという。
さらに「その彼が『自分は腕があるので強盗はやりません』と言った。そこで冗談半分、本気半分で『出所したらうちを一度やってみろ。構造的に上へ上へと続く家だから、一度で一気に持っていかないといけない』と言ったら、それが実際の約束になってしまった」と打ち明けた。
その後チョン・イングォンは「ある日、作業場に行って扉を開けたら、本当にきれいさっぱり空っぽだった。アンプ、ターンテーブル、機材まで何ひとつ残っていなかった。ところがメモが一枚あって、『兄貴、言われた通り全部持っていきます』と書いてあった」と、笑いと切なさが入り交じるエピソードを語った。
この出来事を機に、チョン・イングォンは人生の「鮮烈なコントラスト」を痛感したという。彼は「同じ時間、同じ空間にいても、人によって『生き方は本当に違うのだな』『人間の隔たりはこんなにも大きいのだな』と思った。その感情が『回って、回って、回って』の出発点になった」と告白した。
シン・ドンヨプは「ロックフェスに行くと、観客がこの曲を数分間ずっと大合唱する」と曲の象徴性に触れ、チョン・イングォンも「こちらが歌わなくても、観客の方が先に始める」と応じ、満足げに微笑んだ。
一方で、チョン・イングォンはデビュー後、大麻や向精神性医薬品などで複数回処罰を受けた経歴があると伝えられている。