グループAFTERSCHOOL出身の女優ナナが、自宅に侵入した強盗を取り押さえる過程で相手に負わせた傷について、正当防衛が認められたと報じられた。
九里警察署は22日、強盗致傷などの疑いで逮捕・勾留中の30代男性A氏を、身柄付きで検察に送致する予定だと明らかにした。
先立ってA氏は15日午前6時ごろ、刃物を所持してナナの自宅に侵入し、ナナと母親を脅して金銭を要求した疑いが持たれている。ナナと母親はこれを阻止しようとして揉み合いになり、その際、A氏は刃物によってあご付近に裂創を負ったと伝えられている。
本件では、ナナ母娘の正当防衛の成否が主要な争点となっていた。警察は被害者と被疑者の供述を踏まえ、刑法第21条第1項を適用して正当防衛に当たると結論づけたという。同条は「現在の不当な侵害」から自己または他人の法益を防衛するための行為が「相当な理由」がある場合に成立すると規定している。
警察は、A氏に職業がなく、特定の芸能人の自宅を狙った犯行ではなかったとみている。また、ナナ母娘もA氏とは面識がなかったと証言したと伝えられている。A氏は取り調べで、生活費に困って犯行に及んだ旨を供述したという。