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脱税疑惑のチャ・ウヌ、追徴税「約200億ウォン」を全額納付「国税庁の手続を尊重」

チャ・ウヌ「納税を巡る論争の責任は自分にある」

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写真:Netflix

ボーイズグループASTROのメンバー、チャ・ウヌが脱税疑惑で波紋を呼ぶ中、問題となっていた追徴税を全額納付したとの立場を示し、改めて頭を下げたと報じられた。所属事務所のファンタジオも公式謝罪文を通じて内部統制の不備を認めたという。

今月8日、チャ・ウヌは自身のインスタグラムに「国税庁の手続と結果を尊重し、関連する税金はすべて納付した」という趣旨の長文を掲載したとされる。チャ・ウヌは「これ以上の混乱が続かないことを望む」とし、「残る手続にも誠実に臨む」との考えを示したという。そのうえで「十分に確認できていなかった部分があったなら、その責任はすべて自分にある」とのメッセージを明かし、家族や会社の陰に隠れるつもりはないとも強調したと伝えられている。活動を安定的に続けるために法人を設立する過程で見落としがあったこと、そしてその責任は自らが負うべきだと述べた点は、今回の事案を軽視していない姿勢を示すものと受け止められている。

続いて、所属事務所のファンタジオも、所属アーティストの税務を巡る論争で世間に心配をかけたことを謝罪した。ファンタジオは「今回の件を単なる個別のイシューではなく、管理責任の不足に起因する重大な問題として受け止めている」と説明。アーティスト活動全般を支援し点検すべき事務所として事前の精査が十分ではなく、管理過程にも不備があったことを認めた形だ。そのうえで「内部管理体制と意思決定プロセスを全面的に見直しており、税務・法務の確認を含む事前検証手続も強化する」と付け加えたという。

チャ・ウヌを巡る疑惑は、彼が別法人を通じて収入構造を運営していた過程で生じたとされる。税務当局は当該法人が実質的にどのような役割を果たしたのか、個人所得と法人所得の区分が適切だったのかを問題視したと伝えられている。結果として、チャ・ウヌは大規模な追徴の通知を受けた後に税金を完納し、その後に自ら立場を表明して事態の収拾に動いたという。ただし今回の件は単なる納付で終わる問題ではなく、芸能人の高所得構造や一人法人の運営方式に対する社会的な視線を改めて厳しくしたとも指摘されている。

キム・ソンホもまた、一人法人を活用した所得処理の問題で俎上に載った。キム・ソンホ側は、当該法人は演技活動と制作業務のために設立されたもので、その後論争が拡大すると個人所得税を追加納付し、法人の廃業手続を進めたと説明した。所属事務所は、現契約以降は法人ではなく個人に直接精算が行われたと釈明したが、すでに世論の視線は冷え込んでいたとの見方が出ている。同一事務所で性質の近い税務イシューが相次いだ事実そのものが、ファンタジオの管理体制への疑問を強めたと受け止められている。

今回の事案が大きく広がった背景には、チャ・ウヌが高い好感度と影響力を持つスターであることも無関係ではないとみられる。チャ・ウヌは長く誠実で端正なイメージで愛されてきただけに、失望感も大きかったという。一部では、すでに税金を納付し本人も責任を認めた以上、残る手続きを見守るべきだという反応がある一方で、多額の追徴は単なるミスとは言い難いとして批判のトーンを強める声もある。結局のところ今回の論争は、法的判断とは別に、公人に求められる道徳性と責任の基準がいかに高いかを改めて示した、との受け止め方が出ている。

重要なのはこれからだ。チャ・ウヌは再発防止を約束し、ファンタジオは内部システムの刷新を公言した。しかし世間は謝罪文よりもその後の行動を長く記憶する。税務の問題はイメージ管理のための説明ではなく、仕組みを透明に正し、同様の問題が繰り返されないことを示してこそ、信頼回復につながるとみられる。今回の論争がチャ・ウヌ個人の危機で終わるのか、それとも芸能界の税務慣行全般を見直す分岐点となるのかは、今後の対応にかかっているといえそうだ。