俳優チュ・ジフンが序盤から完成度の高い存在感で、ドラマの話題性と視聴率の上昇を同時に牽引していると報じられている。
チュ・ジフンはENAの月火ドラマクライマックスで、貧しい出自のソアム地検で“ドーベルマン”と呼ばれる検事、バン・テソプ役を演じている。バン・テソプは、より高みを目指す野心を抱き、トップ女優のチュ・サンア(ハ・ジウォン)との結婚を足がかりに権力の中枢へ食い込もうとする、いわゆる野望型のキャラクターだ。
16日と17日の放送では、バン・テソプの過去と現在がテンポよく描かれた。チュ・ジフンは何も持たずに出発し、スター検事へと成長していく人物の歩みを、短い時間の中で説得力ある形で表現。特に既存作ではあまり見られなかった「歌舞」まで軽やかにこなし、苛烈に生き抜いてきた人物の権力欲を立体的に浮かび上がらせた。頂点を目指す欲望の只中でも、妻チュ・サンアを見つめる眼差しには濃やかな感情の線がにじみ、キャラクターの厚みを増している。
クライマックスは放送前から、グッドデータコーポレーションのFUNdexが発表した3月第2週の話題性ランキングでTVドラマ部門6位に入るなど注目を集めていた。放送後も上昇基調が続いている。第1話は視聴率調査機関ニールセンコリアによれば、全国有料世帯基準で2.9%を記録し、ENAドラマの初回としては歴代2番目に高い数値となったという。第2話は3.8%へと上昇した。また、ディズニープラスでの配信開始直後には「今日の韓国のTOP 10シリーズ」1位となり、話題性を裏付けた。
なお、クライマックスは毎週月・火曜の午後10時にENAで放送され、KT Genie TVとディズニープラスでも視聴可能だ。