俳優ハ・ジョンウの19年ぶりのテレビドラマ復帰作として話題を集めた作品が、視聴率一桁にとどまり、惜しまれつつ有終とはならなかったと報じられた。
20日、視聴率調査会社ニールセンコリアによると、前日に放送されたtvNの土日ドラマ韓国でビルオーナーになる方法(以下、同作)の最終回視聴率は3.7%だったという。最終回では、キ・スジョン(ハ・ジョンウ)がついに成功したビルオーナーとなった一方で、周囲の人々をすべて失ってしまう破局的な結末が描かれた。
劇中、キ・スジョンは“フルローン”に近い借り入れで購入したセユンビルを守るため、ヨナ(シム・ウンギョン)を死に追い込んでまで再開発の持分を確保することに成功した。しかし、米国へ渡った妻キム・ソン(イム・スジョン)と娘ダレ(パク・ソギョン)不在のまま一人で誕生日を迎えることになり、依然として返済督促に追われる孤独を抱え続けた。結局、キム・ソンはキ・スジョンに離婚書類を送付し、チョン・イギョン(チョン・スジョン)は母や夫の助けなく一人で子どもを育てる姿が映し出された。
物語の終盤では、キ・スジョンが所有するビルの競売手続き開始を知らせるショートメッセージが届き、緊張感が高まった。続いて、投資会社ゴールドラッシュ・インベストメントの社員(チュ・ジフン)に拉致される場面が描かれ、ビルを守るための彼の苦闘が終わっていないことを示唆した。社員の「オーナー様、ビジネスの話を少ししませんか?」という意味深な一言に、キ・スジョンが「いくらでも」と応じるやり取りも、さらなる緊張を誘った。
放送直後、視聴者からは「ドラマの展開があまりにドロドロだ」「俳優たちの演技だけが残った」「整合性が変だ」など、作品への残念だという声が上がった。
同作は、不動産問題や生存のために奮闘する一家の大黒柱という、これまでドラマではあまり扱われてこなかった題材で大きな注目を集めたものの、最終的に二桁視聴率の壁は越えられず、全12話でほろ苦い幕切れとなったと複数のメディアが伝えている。