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ユ・ジュンサン『ビハインド・ザ・ムーン』×演劇『エルシノア』…台頭する一人芝居・二人芝居

90分があっという間

演劇, ミュージカル, 一人芝居, 二人芝居, エルシノア, ビハインド・ザ・ムーン, ユ・ジュンサン, チョン・ムンソン, コ・フンジョン, コ・サンホ, ホ・ヨンソン, キム・ギョンロク, パク・ジュヒョク, カン・ウンビン, キム・ギテク, シン・ウノ
사진: 콘텐츠 플래닝 SNS, 컴퍼니연작
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大劇場公演は大規模なアンサンブルと多くの出演者で構成される場合が多い一方、近年の公演界では一人芝居と二人芝居が新たな流れとして注目を集めている。出演者の数は少ないものの、密度の高い演技とメッセージで観客の没入度を高める作品が相次いで舞台に上がっている。

その代表例としては、17年ぶりに小劇場の舞台へ戻ってきた俳優ユ・ジュンサンのミュージカルビハインド・ザ・ムーンと、先週プレビュー公演を好評のうちに終えた演劇エルシノアが挙げられる。

ビハインド・ザ・ムーンは、人類で初めて月の裏側を目撃した宇宙飛行士マイケル・コリンズの物語を舞台化した一人芝居だ。たった一人の俳優が舞台上で彼の足跡と内面をまるごと引き受ける。舞台全面を活用したLED映像や月の裏側を再現した立体的な美術、俳優の感情と動きを繊細に捉える照明演出が相まって、高い完成度を示している。ここに4人編成のライブバンドの演奏が加わり、一人芝居という形式的な限界を超える没入感を与える。

また、一人の俳優が複数の人物を行き来しながら演じ、単調になり得る展開にリズムと緊張感を吹き込む。昨年11月から上演を続けているビハインド・ザ・ムーンを観た観客は、「一人芝居という事実を忘れるほど、楽曲や役柄に応じて多様な声色を使い分ける演技のディテールが印象的だった」、「慰めになる公演だった」、「最初から最後まで俳優の呼吸が生きている舞台だった」などの好評を寄せている。

8日に開幕し11日までプレビュー公演を終え、13日(本日)から本公演に入ったエルシノアは、シェイクスピア四大悲劇『ハムレット』の序幕に登場する見張り兵ベルナードとフランシスコを中心に再構成した二人芝居だ。作品は二人の兵士の視線から物語を紡ぎ、二人の俳優がハムレットや先王の亡霊、オフィーリアなど原作の主要人物をマルチキャスティングで演じ分ける。

90分のランニングタイムのあいだ、素早い転換と密度のある演技で観客の集中力を保ち、原作『ハムレット』の要素を忍ばせたイースターエッグも随所に配置して、発見する楽しさを加える。悲劇的な叙事だけにとどまらず、二人の兵士の夢と希望も描き、公演が終わったあとも余韻を残す。

観客は「二人芝居だが、マルチキャスティングのおかげで退屈する暇がなかった」、「90分が瞬く間に過ぎた」、「重いかと思ったが笑いのポイントが多かった」といった反応を示した。

このように小劇場の舞台で展開される一人芝居と二人芝居は、出演者の数は少なくても俳優の演技力とメッセージの力で大劇場に劣らない没入感を与えている。形式の実験と叙事の拡張を通じて、K−公演界のもう一つの可能性を示す流れとして定着しつつある。