シンガーソングライターのハン・ロロが、地上波バラエティ初出演で自分ならではの色をはっきり示したと報じられた。おずおずと登場したが、トークやライブ、思わぬ特技まで幅広く披露し、たちまち注目を集めたという。
20日に放送されたMBCのバラエティ番組ラジオスターは、キム・チャンワン、チェ・ジョンフン、ロイ・キム、ハン・ロロが出演する「スプリング・フェスティバル」特集として編成された。錚々たる先輩たちの中で、最もフレッシュな存在感を見せたのは、やはりハン・ロロだったと伝えられている。ハン・ロロは自らを「歌で癒やしを届けるシンガーソングライター」と紹介し、地上波バラエティの初舞台に臨んだ。
初のバラエティ出演だけに緊張してもおかしくなかったが、ハン・ロロは想像より落ち着いていたという。ハン・ロロは「ラインナップを聞いて、尊敬する先輩方と一緒なら面白そうだと思った」と明かし、胸の高鳴りを抱えながら出演を決めたと語った。初々しい語り口の中にも、自分のステージを楽しもうとする前向きな姿勢がにじんだ。
ハン・ロロは、最近の韓国大衆音楽賞で「今年の音楽人」を受賞した瞬間も振り返った。AKMUのイ・チャンヒョク、BLACKPINKのジェニーなど強力な候補が並ぶ中、最年少の受賞者として名を連ねたハン・ロロは「まったく予想していなかった。受賞スピーチも用意していなかった」と当時の高ぶる気持ちを語った。突然名前が呼ばれ、「本当に私がこの賞を受け取るの?」という思いが先に込み上げ、思わず涙を流したと打ち明けて、率直さを添えた。
ステージ外でのギャップある魅力も際立った。ハン・ロロはラジオスターのために用意してきたリムボーの特技を披露し、出演者を驚かせた。1メートルの高さから始め、徐々に低くなるバーを次々とくぐり抜け、80センチの高さまで成功。予想外の柔軟性でスタジオの空気を一気に温めた。落ち着いたイメージとの対比が印象的で、笑いと感嘆を同時に誘ったという。
ライブの場面では、本業の強さが改めて示された。ハン・ロロは代表曲「입춘」と「0+0」を届け、特有の繊細な感性と没入感を見せた。バラエティ内の軽やかな雰囲気とはまた異なる、深みのある歌声が続くと、なぜ彼女が今もっとも注目される新鋭シンガーソングライターなのかが自然と証明されたと評価されている。
さらにハン・ロロは、イ・チャンヒョクとの制作秘話も明かした。先に連絡をもらって共同作業することになったとし、レコーディング時にイ・チャンヒョクが独特の方法でディレクションしたと伝えた。感情を説明する際も具体的なシーンを想像させ、収録の途中にはおどけたリクエストで緊張を解いてくれたとも語った。ハン・ロロはその瞬間は戸惑ったが、結果的には印象深い経験だったと振り返った。
地上波バラエティ初出演ながら、ハン・ロロは新人らしい初々しさと際立つ個性を同時に示し、強いインパクトを残した。音楽で築いてきた真摯さと、番組で見せたギャップの魅力が相まって、ハン・ロロの今後の動向への期待も一段と高まっているとみられる。