「コジェ ヤホ」ミームで話題の中心に立つグループ・RESCENEが、慶尚南道コジェ市、京畿道スウォン市、慶尚北道キョンジュ市、京畿道コヤン市の広報大使に起用されたと報じられ、地域プロモーションの歩みを広げている。これらの地域はメンバーの出身地という共通点があるという。とりわけ、単なる広報大使委嘱にとどまらず、ファンがメンバーの故郷を巡りながら街の魅力を再発見する「聖地巡礼の旅」へとつながる可能性がある点でも注目を集めている。
韓国文化観光研究院によると、2025年に韓国を訪れた外国人観光客は約1893万7000人で、2024年(1637万人)から15.7%増となり、過去最高を更新したという。K-POPやKドラマなど韓国コンテンツのヒットにより、アイドルや作品に関心を持つ海外ファンが多いことから、今後も訪韓する外国人観光客数は増加が見込まれると複数のメディアが報じている。
RESCENEメンバーの故郷にある「代表的観光地」をチェック
1. 慶尚南道・コジェ(巨済)― トクポ海水浴場
コジェのトクポ海水浴場は、きめ細かな砂浜と透明度の高い海、緩やかな水深がそろった家族旅行向けのスポットとして知られている。海岸沿いには松林が続き、真夏でもゆったりと休める雰囲気で、穏やかな環境の中、散策と海遊びを同時に楽しめるのが魅力だ。近隣には慶尚南道指定文化財のイポプナム(エゴノキ)や玉浦大捷記念公園もあり、海の旅に歴史探訪を加えることもできる。
2. 京畿道・スウォン ― 水原華城
水原華城は、朝鮮第22代王・正祖の孝心と改革構想が込められたスウォンを代表する名所とされる。1794年に築城が始まり、1796年に完成。城郭や城門、軍事施設が一体となった独創的な建築美が評価され、1997年にユネスコ世界文化遺産に登録された。城郭の遊歩道を歩くと、パルダルムン、チャンアンムン、ファソムンなど主要ポイントに出会えるほか、近隣の華城行宮や行宮洞と合わせて巡るのも良いとされる。
3. 慶尚北道・キョンジュ ― 東宮と月池
キョンジュの東宮と月池は、新羅王宮の別宮跡で、古都・キョンジュの夜景を象徴する観光地として知られている。『三国史記』によれば、文武王の時代に池「月池」が造成され、三国統一後に東宮が建てられたという。池と建物が調和する景観から、新羅王室の気品と造園美を感じられるのが特徴だ。特に日没後、灯りが水面に映ると、しっとりとした殿閣と池が一幅の絵のように広がる。さらに瞻星台、月城、校村マウルにも近く、キョンジュ中心部の歴史散策コースとして併せて巡りやすい。
4. 京畿道・コヤン ― 幸州山城(ヘンジュサンソン)
幸州山城は、壬辰倭乱の三大捷の一つとされる幸州大捷の舞台で、コヤンを代表する歴史観光地だ。権慄将軍と民が力を合わせて倭軍を食い止めた勝利の記憶が残り、歴史探訪としての意義が大きい。山城に登ると漢江と周辺の景観を見渡せ、散策コースとしても親しまれている。忠壮祠や幸州大捷碑などを巡りながら、歴史と自然を同時に感じられるスポットといえそうだ。
