観客の長年にわたる支持に支えられ、2年ぶりにシーズン5として戻ってくるウェルメイド創作ミュージカルが、ついにベールを脱いだと伝えられた。
20日、シデレウス側が華やかなキャスティングラインナップを発表し、顔合わせの現場も公開したことで、開幕への期待が高まっている。
シデレウスは、17世紀の天文学者ガリレオ・ガリレイとヨハネス・ケプラーが実際に書簡を交わしていたという史実に独創的な想像力を重ねて誕生した作品だ。当時タブー視された地動説をめぐり、時代のパラダイムに抗いながら真実を追い求めた二人の学者の探究と友情、信念に向き合う重い選択を描き、毎シーズン観客に深い余韻を届けてきたという。
2019年の初演以降、継続的に愛され大学路の代表的な創作ミュージカルとして確固たる地位を築いた本作のタイトルは、ガリレオの著作『シデレウス・ヌンキウス(Sidereus Nuncius)』に由来し、「星が伝える知らせ」という意味を持つ。物語はガリレオとケプラーの書簡のやり取りを軸に、ガリレオの娘マリアの視点を重ね、三人の有機的な関係性と選択を立体的に掘り下げる構成となっている。
とりわけシデレウスは、映像と照明を積極的に用いて無限の宇宙を舞台上に立ち上げる洗練された演出と、密度の高いストーリーで圧倒的な好評を得てきたという。ステージ上の大型映像スクリーンは二人の学者の望遠鏡のレンズを想起させ、観客にまるで望遠鏡の彼方に広がる宇宙を直に対峙しているかのような陶然とした体験をもたらす。さらに、叙情的な旋律とドラマティックな展開が際立つ繊細なナンバーが物語を堅固に牽引し、登場人物の感情線を最大限に高めるという。
今シーズンのキャスティングは、これまで作品を力強く牽引してきたオリジナルキャストと、新たなエネルギーを吹き込むニューキャストの見事な調和で注目を集めている。
まず、見知らぬ数学者からの手紙を受け取り、危うい研究に身を投じる天文学者兼数学者ガリレオ役には、パク・ミンソン、アン・ジェヨン、キム・ジチョルが名を連ねた。初演からシデレウスを支えてきたパク・ミンソンは、これまで培ってきた深みのあるキャラクター解釈で、今回も完成度の高いステージを予告している。加えて、ミュージカルディアギレフ、女神様が見ているなどで確かな実力を示したアン・ジェヨンと、ファンレター、ドリアン・グレイの肖像などで魅力的な声色と繊細な感情表現が注目されたキム・ジチョルが、それぞれの解釈による揺るぎないガリレオ像を作り上げる見込みだ。
ガリレオに大胆な研究を提案する数学者兼天文学者ケプラー役は、キ・セジュン、チョン・フィ、アン・ジファン、カン・ビョンフンが務め、情熱と探究心に満ちた生き生きとした演技を披露すると伝えられている。チョン・フィは7月中に合流し作品に活力を加える予定で、銀河鉄道の夜、レットミー・フライなどで独自の魅力を示してきたアン・ジファンと、コリア・ミュージカル・アワーズの新人賞を受賞して卓越した演技力を証明したカン・ビョンフンがニューキャストとして参加し、期待が高まっている。
父への切ない愛と修道女としての信仰の間で葛藤する娘マリア役には、イ・サンアとユ・ナグォンが交互に舞台に立つ。レ・ミゼラブル、ライフ・オブ・パイなどの大作で重厚な存在感を放ってきたイ・サンアと、ブロードウェイ42番街、人間探究生活などで多彩な演技の幅を見せてきたユ・ナグォンが描く新たなマリア像に注目が集まる。
強力なラインナップが明らかになるや否や、予備観客の反応は早くも熱を帯びている。各種オンラインコミュニティやSNSには「キャスティングラインナップがやばい」「首を長くして待っていた作品」「ついにシデレウスが来るなんて」「人生ミュージカルの帰還」など、期待を示す声が相次いでいる。
予約サイトのノルチケットとYES24チケットの双方で観客評価9.9という圧倒的な数値を記録し、完成度と大衆性を確固たるものにしたミュージカルシデレウスは、6月4日から8月30日まで大学路プラスシアターで上演される。