グループ・アフタースクール出身の女優・ナナが、授賞式の受賞スピーチで自らが遭った強盗被害について間接的に触れたと報じられた。
20日、釜山の映画の殿堂「ルーフシアター」で行われた「2026 コリア国際ストリーミングフェスティバル グローバルOTTアワーズ」で、ナナはドラマクライマックスにより女性助演賞を受賞した。
壇上に立ったナナは「良い天気、良い会場で大きな賞をいただき、感謝している」とし、「監督が一番喜んで幸せに思ってくれるはず。監督のおかげでいただいた賞だ」と語った。続けて「これからも演技を続け、良い演技と、率直で真摯な姿で見る方々に良い影響を与えられる俳優になりたい」と明かした。
とりわけスピーチの締めくくりの一言が目を引いた。ナナは「いつも健康で、泥棒に気をつけて、幸せでいてほしい」と付け加えた。これは、昨年自身が遭った強盗被害を想起させる発言だったとも伝えられている。
ナナは昨年11月、京畿道九里市の自宅で母親とともに強盗被害に遭った。検察によれば、30代の男が凶器を持ってナナの自宅に侵入し、ナナ母娘を脅して金品を要求したが未遂に終わった容疑で起訴されたという。被害者を脅す過程で首を絞めた疑いも適用された。
検察は論告求刑公判で男に懲役10年を求刑し、第一審の裁判所は公訴事実をすべて有罪と認めて懲役7年を言い渡した。裁判所は、夜間に凶器を所持して住居に侵入した点や犯行の重大性を考慮し、実刑は不可避と判断した。
ただし、裁判所はナナに対する罪名を「強盗致傷」ではなく「強盗傷害」に当たると判断した。事件当時、男がナナの母親の説得で一時的に凶器を置き、その後に現場へ来たナナがそれを拾い上げた状況などを考慮したものとされる。法定刑は同じで、公訴事実の変更なく罪名のみが異なって適用された。
検察はこの判断を不服として控訴した。公訴事実はすべて有罪と認められたものの、ナナに対する罪名が「強盗致傷」ではなく「強盗傷害」と認定された点について、事実誤認や法理の誤解、量刑不当などを理由に控訴したと伝えられている。男も第一審判決を不服として控訴中だ。
ナナは第一審の判決直後、自身のSNSで「変わらない虚偽の陳述の繰り返し。反省はない。許しはない」と心境を明かした。